、一生に一度の買い物


一生に一度の買い物

普通の人にとっては、一生に一度の買い物なのがマイホームと土地ですよね。
その大事な大事な買い物ですが、先行きの見えない今の経済状況では買いたくても買えない、という方も多いのではないでしょうか。

私が不動産を購入したのは今から15年前です。日本はバブルが崩壊してこれから不況が深刻化する、というお先真っ暗な時代でした。しかし、その時に東北のとある地方都市に移住した私が体験したのは、バブル真っただ中の地方経済でした。

転職先の会社の業績は過去最高を更新し、従業員も過去最多数、もちろんボーナスも給料も右肩上がりでした。東京でバブル崩壊の惨状を見てきた私には、この地方経済のバブルもあと1〜2年ではじけるな、というのがハッキリと分かりました。

ですので、私は東京で夫婦で稼いだ資金を最小限のリスクで投資し、質素ながらも理想の家を新築しました。

ですが、周囲の同僚は今のバブルが崩壊するとは夢にも思っていないので、6年後に支払額が急上昇するローンプランで、分不相応に思える立地に、立派な建物を新築しておりました。

地方バブル崩壊はすぐにやってきました。転職した翌年の業績をピークに、どんどんと悪化していき、賞与の減額→賞与のカット→給料の見直し、と一気に収入が減少していったのです。

6年後に出世していて、支払額の急増にも十分対応できると踏んでいた同僚たちは愕然としていました。出世どころか、雇用さえも危うい状況なのですから…。

結局、ほぼ全員がローンの支払トラブルに見舞われました。もっともこのケースが全国で頻発したため、国の救済策もあり、ローンの組み換えで支払いを引きの伸ばしたのがほとんどでしたが。

私はといえば、頑張った甲斐もあって出世&昇給が予想以上に大きく、妻もパートに出られるようになり、比較的余裕のある生活をさせてもらっております。

本当に、不動産ローンって怖いですね。

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